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伴奏者:福士美和子 (ピアニスト)

プロフィル

ハンガリー国立リスト音楽院修了。ピアノをナードル・ジョルジュ、チェンバロをホルバート・アニコに師事。卒業後はヨーロッパをはじめ東南アジア諸国にてソリストおよび室内楽奏者として数々のオーケストラと共演。2001年よりジャカルタ国際音楽院、およびプリタハラパン大学芸術学部ピアノ科客員教授として後進の指導にあたる。

教育者としてはヨーロッパ伝統の音楽教育法とコダーイシステムを併用したピアノ教授法に定評があり、ピアノ奏法のワークショップやマスタークラスを積極的に開き、著書「ピアノ演奏法」も出版されている。インドネシアのみならず、タイ・マレーシア・シンガポール等近隣諸国の多くの学生が師事を仰ぎ、欧米の著名音楽大学や国際コンクールに生徒を多数輩出した。

「日本インドネシア国交樹立50周年記念行事」においては、在インドネシア日本大使館・国際交流基金共同事業のひとつとして、インドネシア国内各地で日本紹介のためのコンサートを開催。また、インドネシア国家行事「ニュピの祭典」では、当時のインドネシア大統領メガワティ夫妻への御前演奏を任され、その時の模様は地元テレビ全国ネットで生放送された。

そのあまりにも美しいピアノの音色から「モーニングデュー」(朝露)というニックネームで今も多くのファンに親しまれている。 

近年は音楽セラピーやグリーフケアなどに力を入れており、昨年は国分寺教会(4月)、御茶ノ水クリスチャンセンター(12月)において、癌哲学外来の第一人者、順天堂大学樋野興夫医師と「がんカフェ」のラウンジ演奏を担当した。

 

現在は首都圏8つの合唱団・コンクールでの伴奏、サロンコンサート等で活躍中。日本グリーフケア協会セラピスト、音楽療法学会会員。特定非営利活動法人「伝統芸術ライブラリー」専務理事。

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